秋になりデイトン美術館の敷地内に桜を20
本植えることが出来ました。約100年の歴史を持つこの美術館の過去2年におよぶ建物の修復工事がやっと完成し我々の桜の植樹も可能となりました。ご協力いただいた専務理事、Michael Roedigerさんに感謝いたし
ます。
2016年3月に私たちは素晴らしいスタートをきりました。Dayton Power and Light Foundationの協力により吉野桜を上記二か所にそれぞれ50本ずつ植樹することが出来ました。同財団の専務理事、Holly Wigginsさんのご尽力に心より感謝いたします。
2012年11月はオペレーション1000チェリーツリーにとってとても忙しい月でした。 この月にトロット市に15本のよしの桜を寄贈し同市も15本の同じよしの桜を提供し合計30本の桜が同市内のジョン ウルフ公園に植樹されました。又同市内に進出したフェニックス チューブ会社には由の桜を3本寄贈し同社も3本購入し合計6本が植樹されました。
更に11月21日にはライトパターソン空軍基地に200本の桜を植樹することとなりその記念植樹が行われました。
オペレーション1000チェリーツリーのプロジェクトは2011年3月11日におきた東北大震災直後在日米軍による敏速な救済活動、そしてアメリカ市民からの多額の義捐金に対して日本人の感謝の心を示すためのデイトン在住の日本人アレックス原氏により始められたプロジェクトです。
記念植樹式にはアレックス原氏のほかに第88部隊司令官ケーシー バーロー大佐、松田デトロイト総領事、ボブ タフト元オハイオ州州知事、ライフサイクル管理部隊総司令官ムーアー将軍、また同基地所属で友達作戦に参加した空軍兵士20数名も参加しました。式典に際しバーロー大佐は “この式典はライトパターソン空軍基地とデイトンコミュニティーとの間のみならずデイトンコミュニティーと日本の友人たちとの素晴らしい友好関係を築くためのとてもよい例でもあります。また助けを必要としているときに援助の手を差し伸べ、それに対しての答礼、二国間に末長く続く友好関係を築く伝統はこのようにして生まれるのでしょう”と話されました。今回の植樹は同基地内マテリアル司令部のすぐ南の位置で行われ今後同基地の美化の一環として200本の桜が植えられます。
アレックス原氏はそのスピーチのなかで “在日米軍はこの未曾有な災害に際し真っ先に被害地に駆けつっけ、仙台空港の滑走路の障害物を除去し、輸送部隊による救援物資の搬送が可能とし、また、生存者の捜索にあたりました。又災害直後デイトン地域で3万3千ドルの義捐金がよせられました。”私はアメリカ市民の心の豊かさに深い感銘を受けました。私はアメリカ軍そしてアメリカ市民に対して是非何か恩返しをしたいと思い立ちました“原氏はこのようにおっしゃいました。
松田総領事はそのスピーチのなかでこの桜の寄贈は大震災に際してとった米軍の行動、又アメリカ市民の友情に対して日本人の深い感謝の心を表するためのもっとも理想的なギフトだと思います、とおっしゃいました。
2012年7月30日月曜日午後1時15分から在デトロイト日本領事館松田邦紀総領事をお迎えし、連邦、州、郡並びに市町村の代表の方たちと共に「オペレーション1000チェリーツリ―」の立ち上げ会がオハイオ州デイトン市ウエストサードストリート451番地にあるモンゴメリー・カウンティ・アドミニストレーション・ビルディングにて開催されます。
「オペレーション1000チェリーツリ―」は日本生まれ、デイトン市在住のビジネスマン、アレックス・原氏により発案されました。原氏は2011年3月に祖国日本を襲ったマグニチュード9の大地震とそれに伴う大津波で死者約16.000人、行方不明約3.000人を出した大災害を目の当たりにしてこのプロジェクトを発案しました。救助活動やクリーンアップ、そして復興への道のりは極めて困難でありました。そんな中、アメリカ軍の迅速な対応とアメリカ一般市民からの多額の寄付がありました。今、日本は再建に向けて着実に立ち上がっています。
「オペレーション1000チェリーツリ―」の目標は震災直後から受けたアメリカ人の寛大さへの日本人からの感謝の印としてデイトンエリアに1000本の桜を植えることです。またこのプロジェクトは1912年に「友好の印」として日本からワシントンに贈られた3000本の桜の木の100周年記念のお祝いも兼ねてます。
「デイトン市のあるモントゴメリー郡は、日系企業13社が約1,900名を雇用している日米の経済関係が緊密な地域の一つです。また、航空・宇宙関連業が盛んなこの地域は、今後、ますます日米経済関係の要になっていくことでしょう。デイトン市周辺の大学においては、ライト州立大学を筆頭に3つの大学が日本語講座を提供しています。将来、日米関係を担うであろう次世代の若者が着実に育っています。」以上は松田総領事のコメントです。
and shared future.”以下はモンゴメリー郡議会ジュディー・ドッジ議長のコメントです。「モンゴメリー郡が『オペレーション1000チェリーツリ―』の立ち上げ会のホストを務められますことを大変光栄に思います。このプロジェクトの桜の木は日米親善の象徴としてこの地域全ての人々に末永く受け止められることでしょう。」
桜の木はデイトン市キャリロン歴史公園、デイトン市と近郊6地域に植樹される予定です。また州間道路70号線と75号線の交差場所に建設予定の「ライト兄弟記念碑」にも植樹される計画も準備中です。
税控除対象となる寄付金はデイトン財団で受け付けております。詳細はwww.operation1000cherrytrees.comをご覧ください。尚、このウェブサイトは英語でも日本語でもご覧頂けます。
2012年は、日本が米国の首都、ワシントンD.C.に桜を寄贈してからちょうど100周年になります。
1912年、当時のタフト大統領夫人、親日家であった紀行作家シドモア女史、アドレナリンやタカジアスターゼで有名な高峰譲吉博士、尾崎行雄東京市長など、日米友好関係の発展を心から願った多くの人々によって、約3,000本の桜が米国へ送られました。同年3月27日、この膨大な数の桜は、日米交流の象徴としてワシントンDCのポトマック河畔に植樹されました。
これ以降、日本とアメリカの友好の象徴として、多くの桜の木が全米各地に植えられています(ミシガンとオハイオの桜の名所はこちらから)。
3,000本の桜を植えたポトマック河畔は、米国内や世界各国から毎年百万人以上の訪問者を迎える華やかな桜の名所となっており、現在も数本の原木を観ることができます。
2012年、桜寄贈100周年をお祝いした様々なイベントが全米各地で計画されています。また、様々なコミュニティや団体が桜の木の植林活動を行う予定です。
2012年日米交流事業に対し「日米桜寄贈100周年」&ロゴマークを提供します。
日米桜寄贈100周年を記念して、総領事館では2012年1月1日~12月31日の期間に実施される事業の内、日米間の交流促進、相互理解の増進、友好関係の強化につながる事業を日米桜寄贈100周年事業と認定し、「日米桜寄贈100周年」やロゴマークを提供していますので、ぜひご応募ください(営利活動を主たる目的とした事業は対象外)。
各イベントの広報媒体にお使い頂ける他、在米日本国大使館の日米桜寄贈100周年イベントに掲載されます。事業認定資格とロゴ利用に関するガイドライン、申請用紙はこちらからダウンロードください。※申請書は、事業実施の1ヶ月前を目安にご提出ください。