米空軍も参加
2012年11月はオペレーション1000チェリーツリーにとってとても忙しい月でした。 この月にトロット市に15本のよしの桜を寄贈し同市も15本の同じよしの桜を提供し合計30本の桜が同市内のジョン ウルフ公園に植樹されました。又同市内に進出したフェニックス チューブ会社には由の桜を3本寄贈し同社も3本購入し合計6本が植樹されました。
更に11月21日にはライトパターソン空軍基地に200本の桜を植樹することとなりその記念植樹が行われました。
オペレーション1000チェリーツリーのプロジェクトは2011年3月11日におきた東北大震災直後在日米軍による敏速な救済活動、そしてアメリカ市民からの多額の義捐金に対して日本人の感謝の心を示すためのデイトン在住の日本人アレックス原氏により始められたプロジェクトです。
記念植樹式にはアレックス原氏のほかに第88部隊司令官ケーシー バーロー大佐、松田デトロイト総領事、ボブ タフト元オハイオ州州知事、ライフサイクル管理部隊総司令官ムーアー将軍、また同基地所属で友達作戦に参加した空軍兵士20数名も参加しました。式典に際しバーロー大佐は “この式典はライトパターソン空軍基地とデイトンコミュニティーとの間のみならずデイトンコミュニティーと日本の友人たちとの素晴らしい友好関係を築くためのとてもよい例でもあります。また助けを必要としているときに援助の手を差し伸べ、それに対しての答礼、二国間に末長く続く友好関係を築く伝統はこのようにして生まれるのでしょう”と話されました。今回の植樹は同基地内マテリアル司令部のすぐ南の位置で行われ今後同基地の美化の一環として200本の桜が植えられます。
アレックス原氏はそのスピーチのなかで “在日米軍はこの未曾有な災害に際し真っ先に被害地に駆けつっけ、仙台空港の滑走路の障害物を除去し、輸送部隊による救援物資の搬送が可能とし、また、生存者の捜索にあたりました。又災害直後デイトン地域で3万3千ドルの義捐金がよせられました。”私はアメリカ市民の心の豊かさに深い感銘を受けました。私はアメリカ軍そしてアメリカ市民に対して是非何か恩返しをしたいと思い立ちました“原氏はこのようにおっしゃいました。
松田総領事はそのスピーチのなかでこの桜の寄贈は大震災に際してとった米軍の行動、又アメリカ市民の友情に対して日本人の深い感謝の心を表するためのもっとも理想的なギフトだと思います、とおっしゃいました。
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